法人資金調達・ビジネスローン

法人の銀行手数料を年間で見える化する方法|比較シートの作り方

更新日:

SAITEKI NABI / EDITORIAL GUIDE

法人の銀行手数料を年間で見える化する方法|比較シートの作り方

毎月の振込コストを確認する法人経営者

銀行手数料を見直すときは、通帳の合計額だけでなく、どの取引で、何件、いくら発生したかを分けます。年間比較シートを作ると、料金変更や口座追加の効果を数字で判断できます。

収集3〜12か月の明細を揃える
分類振込・ATM・月額等に分ける
比較候補料金を同じ件数へ当てはめる

比較シートに必要な項目

項目記録内容
取引区分同行宛、他行宛、ATM、口座維持等
月間件数通常月と繁忙月を分ける
単価無料回数適用前後を確認
年間費用件数×単価+固定費
作業時間作成、承認、照合の時間

計算の手順

1. 明細を取引区分へ分類

振込手数料、ATM手数料、月額利用料、証明書発行などに分けます。臨時の手数料は定常費と分けておきます。

2. 月ごとの件数と金額を集計

平均だけでなく最大件数も記録します。無料回数が段階的に変わる場合、繁忙月だけ超過する可能性があります。

3. 候補口座の料金を同じ件数へ適用

現在の件数を変えずに比較した場合と、支払日集約や同行宛振込を増やした場合を分けます。一度に複数の条件を変えると効果の原因が分かりません。

4. 移行コストを追加

取引先への口座変更連絡、引落口座変更、会計連携、社内マニュアル、残高移動を含めます。削減額が小さい場合、現在の運用維持が合理的なこともあります。

判断に使う3つの指標

年間削減額候補との差額
回収期間移行工数を何か月で回収するか
運用負荷承認・照合が増減するか

毎月更新するチェック項目

  • 料金改定や無料回数の変更
  • 振込件数の増減
  • エラー・再振込の件数
  • 新しい有料機能の利用
  • 休眠口座と不要な固定費

119円/件で年間費用を試算

ラクスルバンクの他行宛振込手数料は公式FAQで一律119円(税込)/件と案内されています。最新条件を確認して自社件数へ当てはめてください。

ラクスルバンクの料金・注意点を見る

あわせて確認したい記事

情報確認日:2026年9月1日。金融機関の手数料、必要書類、審査、提供機能は変更される場合があります。申込や運用変更の前に必ず各金融機関の公式情報をご確認ください。

-法人資金調達・ビジネスローン